念願の唐古遺跡にやっとこれました

磯城郡田原本町にある唐古・鍵遺跡(からこ・かぎ・いせき)の楼閣。

いつも24号線を通るたび気にはなっていた楼閣で、今回やっと見ることができました。

平成になって復元されたものと知り少々残念でしたが、弥生時代中期(1世紀)ごろの土器に描かれていたものを復元したとの事。つまり、1世紀には、この建築物はあった。

この地域は奈良盆地中央に位置し、弥生時代の環濠集落遺跡で、全国からヒスイや土器などが集まり、銅鐸の主要な製造地であり、日本列島内でも重要な勢力の拠点があった集落であったとされる。

***以下、現地の案内板より引用***

この建物の表現から宗教的な建造物でないかと考えられています。また、魏志倭人伝(3世紀)には卑弥呼の宮室は「楼観、城柵をおごそかに設け・・・」と記されています。卑弥呼の住む邪馬台国にはこのような高い建物がそびえていたのでしょう。